2005年08月27日

男のひとりごはん

待ちに待った週末。ようやく酒が呑める。
うきうきしている退社時刻にバタバタと仕事が立て込んで結局残業。
トラブルが続いたが何とか収め、気分良く帰れた。

心地よい疲労感にビールが堪らない。折りしも台風一過の熱帯夜。
これだけのことでひと時はバラ色の人生を満喫できてしまう。
『フルハウス』のDVDを観ながら呑む。懐かしすぎ。
ビールばっかりたらふく呑んで寝る。まさに暴飲暴食。

土曜昼起床。久住昌之×谷口ジロー『孤独のグルメ』読了。以下感想。
非常に素晴らしい。男の教科書だ。知ってはいたが、今まで読む機会がなかった。
でも、これは学生時代に読んだってこんなにグッと来なかっただろう。
谷口ジローの絵は筆致が細かく、具象的というか写実的というか、感情を抑制しているように感じる。
だから読者に、感じ取り、想像する余地を与えてくれる。
内容は単純、一人の中年男が行く先々で見つけた店に入って食事をするだけ。
淡白といってもいいくらい。それに行く店が凄く美味かった!という内容ではない。
ただ、主人公の考えること、感じたことがすごくリアル。あー、わかるこの感じ・・・と頷いてしまう。
僕もこんなどうしようもない毎日で一番楽しみなのが一日二回の食事なのだ。
誰かと一緒に食べる食事はもちろん美味しい。それはそれで食の楽しみの一つだろう。
でも一人で食事するときの孤独だが自由で、わくわくする感じもまた格別。
初見の店に一人で入るときの緊張と楽しみな感じ。読んでいて胸が躍った。
きっと全て実在の店なんだろうが、主人公の気持ちを味わうのにそこに行く必要はない。
読んだ人それぞれの、住んでいる町や訪ねた町にある店にふらりと入ればこの楽しみは味わえる。
巻末に40頁程のエッセイがあったが、これもまた良かった。原作者は僕と同じ小市民だ。
ちなみに、谷口ジローの『犬を飼う』という漫画も素晴らしい。
ペットを飼っている人、飼いたいと思っている人は必ず読むべき。
posted by WADDY at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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